2011年9月17日土曜日

歌川国芳展



没後150年記念 天荒の浮世絵師 歌川国芳展

ここ数年、伊藤若冲や長沢芦雪に葛飾北斎と言った
日本画家、浮世絵師の展覧会に足を運んでいたのだけれども
こないだ行った歌川国芳展もかなり面白かったのでおススメですよ~


やっぱ20代の若い時は
アバンギャルドなものぶっ飛んでる物のほうがいいに決まってる!!
てな想いからコンテンポラリーアートとかの方に目が行きがちで
日本画とか浮世絵とか全然興味がなかったんだけども
いやいや超アバンギャルドで最高にぶっ飛んでるわ日本。

またこれが庶民に支持されてたってんだから
江戸の一般レベルでの文化的水準の高さにびびるっつーの。

まずね普通に考えて人の絵を描こうと思ったら
中世の貴族の肖像画みたいな写実的な絵になって当然でしょ。
けど日本人の場合はあれですよあれ。あの浮世絵ですよ。

どー考えたっておかしいって!
平面にしてデフォルメしてしてって
なんであんな発想になるんだってーの。

初めて日本の浮世絵を見たヨーロッパの人々は
そりゃあもうビビリまくりで腰抜かしまくったらしいよ。
「えーーーっ!!その発想なんなんーーー!!??」

歌川国芳展は前期と後期の2回で
10月からの後期もかなり楽しみ。
テーマも「遊び心と西洋の風」って事で
前期よりも好みの内容になってそーです。


0 件のコメント: